さとりのこさとこのブログ

新しい技術「観術」を日常で活用・応用した気づきや たまにどーでもいいことも掲載

映画【ハンナ・アーレント】あらすじ・まとめ 平凡な人間が人間であることを拒絶した時

以前この映画を観たことはありましたが、軍事的な話が増えたように感じる2018年の社会情勢において

戦争の現場で任務を遂行していた人の思考がどのように働いて結果、大量虐殺の流れに至ってしまったのか。私自身が知りたいと思い、整理してみることにしました。

----------------------------------------------
<はじめに>

ドイツ系ユダヤ人のハンナ・アーレントハイデガーに師事、哲学を学ぶ

1933年ナチス迫害を逃れて亡命先で夫ハインリヒと出会い、アメリカへ

物語は1960年ナチス戦犯アドルフ・アイヒマンが潜伏先でイスラエル諜報部に捕らえれたところから始まる

アイヒマンが車から降りて道を歩き始めたところで拉致される

 

①ナチの大物が逮捕される

ハンナはある日、新聞で「イスラエルの諜報部、ナチの大物逮捕」の記事を目にし、アイヒマンの裁判がエルサレムで開かれることを知ったハンナはすぐに裁判の傍聴を希望する手紙を雑誌社宛に作成した。手紙を受け取った雑誌社「ニューヨーカー」は「全体主義の起源」の著者ハンナを記者として派遣できることを喜びエルサレム行きを承諾した

「偉大なる裁判への立ち合い」エルサレム行きが決まったハンナの為に自宅でパーティが開かれ、友人たちは喜んだが、エルサレム行きを快く思っていないハンナの夫が友人と口論になってしまった
夫はハンナが拘留キャンプから逃れた暗い時代に戻るのではと恐れていたからエルサレム行きを反対していたのだ


エルサレム
裁判が始まってみるとハンナは検事が法廷でアイヒマンと主役争いをしているようにしか見えなかった
派手な演説は予想されていたが、このまま裁判ショーをさせてはいけないと友人のクルトに訴えるが、当時の政権を握っている首相を理解してほしいとなだめられた

 

③野獣アイヒマン

裁判で提出された資料にアイヒマンが回答した

「確かに輸送中15名死亡と記録されているが、私の管轄ではありません」

 

検事
「全国指導者ヒムラーが命令したことをなぜ将校にその命令を伝達したのですか?」

 

アイヒマン
「決まりにより現地の警察当局から照会がきて処理をしました」

 

検事
「1両に乗せるユダヤ人の人数を決めたのはあなたですね?」

 

アイヒマン
「それが命令です。殺害するか否かはすべて命令次第です。事務的に処理をしたのです
私は一旦を担ったにすぎません。ユダヤ人輸送に必要なその他業務は様々な部署が担当しました。今の私はジリジリ焼かれる肉の気分です。もどかしいからです。明らかな根拠がない件ばかりだからです」

 

裁判を傍聴したハンナは野獣と言われるアイヒマンが創造と違っており不気味とは程遠い平凡な人で酷い役所言葉であること。裁判の意図が見えすぎていて、気分を害していた

 

ユダヤ人証言者~アイヒマンの言葉

”家族の中で自分だけしか生き残れなかった人”や”アウシュビッツのことを思い出して失神する人”

裁判で証言に立った人たちはアイヒマンとは無関係な証言内容が続いた

中には同胞の情報をドイツ側に流していたユダヤ人の証言もあった

それから検事がアイヒマンに「総統に忠誠誓っているのか」や尋問中に質問された「父親が裏切り者だとわかった場合、父を撃ち殺すのか」等のユダヤ人を抹消したのは”野獣アイヒマン”だという流れを作りたい意図が見える中、検事からある質問が投げらた

 

検事
「市民の勇気があれば違ったのでは?」

 

アイヒマン
「その勇気がヒエラルキー内にあれば違ったでしょう」

 

検事
「虐殺は避けられない運命ではなく、人間の行動が招いたものだと?」

 

アイヒマン
「その通りです。何しろ戦時中は混乱期でしたから、皆思いました。”上に逆らっても状況は変わらない” ”抵抗したところでどうせ成功しない”と仕方なかったんです。そういう時代でした。皆そんな世界観で教育されていたんです。巻き込まれていたんです」


エルサレムからの出国
裁判の傍聴を聞いたハンナはアイヒマンは国の法律に従っていただけでユダヤ人に対して増悪はないと主張していること。役人として殺人機関の命令を遂行していること

想像を絶する残虐行為とアイヒマンの平凡さを同列には語れないことを感じた
ハンナは裁判の記録と尋問のテープ6本を持ってニューヨークに戻った

雑誌社からの督促を受けながら、裁判所から届いた資料500枚を自分の秘書と一緒に整理をしながら裁判について執筆活動を始めた

 

強制収容所とは

・収容所は無用な人間だと思い込ませて殺害する
・収容所の教えとして”犯罪行為がなくても罰は下せる” ”労働が成果を伴わなくても構わない”

強制収容所は如何なる行為・感情・意味を失う場所。無意味が生まれるところ

全体主義の最終段階で絶対的な悪が現れる人間的な動機はもはや無関係。全体主義がなかったら我々は根源的な悪など絶対に経験しなかった

ハンナは収容所での体験談を大学の講義の中で学生たちに聞かせた

 

⑦出来上がった原稿
アイヒマンの首絞刑が決まり、本格的に執筆が進んだハンナは友人に原稿を見せたが激高された

理由はユダヤ人の同胞をアウシュビッツに大量に搬送したアイヒマンを平凡な人と表現し、アイヒマンを許しているかのような文章に見えたからだ

ハンナの記事を読んだ雑誌社もユダヤ人指導者が同胞の破滅に導いたように表現されている箇所を懸念したがハンナからは指導者の行動について具体的に説明はしていないし、事実だから問題ないと雑誌担当者へ回答した

 

⑧雑誌に掲載
ハンナの記事を10ページ掲載すると1ページにつき100件の苦情が雑誌社にきた

デイリーニュースには「ハンナ・アーレントアイヒマン擁護、検事が回答」と一面に掲載されてしまう

友人のメアリーから今の現状について反論してほしいと言われるが、ハンナはまともな苦情がきていない。バカな人と話す気はないとメアリーに伝えた

ある日イスラエルの使者がハンナに直接『本の出版差し止め要請』の為にわざわざアメリカまでやってきた

その中でエルサレムの友人クルトが死の淵にいることを知り、いても立ってもいられずハンナはエルサレムに飛んだ

友人のクルトも雑誌の内容にショックを受けており「同胞に対する愛はないのか」と聞かれたハンナは「1つの民族を愛したことはない。私が愛するのは友人。それが、唯一の愛情」だと答えた


⑨大学の講義

雑誌掲載内容の批判を受け、大学側からは教員を降りてほしいと言われてしまう
ハンナは今までの批判に対してついに講演をすることを決意した

 

ハンナ・アーレントの講演>

雑誌に派遣されてアイヒマン裁判を報告しました。私は考えてました。法廷の関心はただ一つだと。正義を守ることです。難しい任務でした。

アイヒマンを裁く法廷が直面したのは法典にない罪です。それはニュルンベルク裁判以前は前例もない
それでも法廷は彼を裁かれるべき人として裁かなければならない。しかし、裁く仕組み・凡例も主義もなく”反ユダヤ”という概念すらない


人間が一人立っているだけだった

彼のようなナチ党員は人間というものを否定したのです。そこに罰するという選択肢も、許す選択肢もない

彼は検察に何度も反論しました「自発的に行ったことは一度もない」と善悪を問わず自分の意志は介在しない。命令に従っただけ

典型的なナチの弁明でわかります。世界最大の「悪」はごく平凡な人が行う行為です
そんな人間には動機も信念もなく邪心も悪魔的な意図もない

人間であることを拒絶した者なのです

この現象を私は"悪魔の凡庸さ"と名づけました


ユダヤ人への非難について

観客席から「ユダヤ人への非難だ」という声にハンナは「非難など一度もしていません」と答えるとこう続けた

 

「この問いを投げかけることが大事なのです。ユダヤ人指導者の役割から見えてくるのは"モラルの完全なる崩壊"です。ナチが欧州にもたらしたものです。ドイツだけではなくほとんどの国に。迫害者のモラルだけではなく、被害者のモラルも崩壊」

 

学生が「迫害されたのはユダヤ人ですが、アイヒマンの行為は"人類への犯罪"だと?」と質問した

 

ハンナはユダヤ人は人間だが、ナチは人間であることを否定した
つまり「ユダヤ人への犯罪=人類への犯罪」だと回答した

ハンナ自身も攻撃をされた経験もあり、ナチの擁護者で同胞を軽蔑しているとの批判に対して何の根拠もないこと誹謗中傷であること。アイヒマンの擁護をしていないこと
アイヒマンの非凡さと残虐行為を結び付けようとしたが、理解を試みるのと許しは違う

裁判について文章を書く者には「理解する責任」があることを講演にきている人に向けて伝えた


⑪思考する能力

ハンナはソクラテスプラトン以来、私たちの「思考」についての考えを話しだした

”自分自身との静かな対話”だと

「人間であることを拒否したアイヒマンは人間の大切な質を放棄しました。それは思考する能力です。その結果、モラルまで判断不能となりました
思考ができなくなると、平凡な人間が残虐行為に走るのです。過去に例がないほど、大規模な悪事を

私は実際、この問題を哲学的に考えました
『思考の風』がもたらすのは知識ではありません。善悪を区別する能力であり、美醜を見分ける能力です。私が望むのは考えることで人間が強くなることです。危機的状況にあっても考え抜くことで、破滅に至らぬよう」

 

講義が終わり「ユダヤ人を見下すドイツ人と同じだ。我々ユダヤ人も大虐殺の共犯者なのか!?」と友人から言われ絶縁されてしまった

 

ハンナは自宅に帰り、夫と話しをした

「みんな過ちを認めろと迫るけど、”何が過ちなのか”言えないのよ。凡庸な悪は、根源的な悪と違うの。あの悪は極端だけど、根源的ではない深く、かつ根源的なのは「善」だけ」

夫からこうなることがわかっていたのか聞かれると

ハンナは「わかっていた。でも友人は選ぶべきだった」

-----------------------------------------------
多くのユダヤ人を貨物列車に乗せ、結果アウシュビッツでの大量虐殺に関わったアイヒマンの思考をユダヤ人であるハンナ・アーレントが客観的に物事をとらえようとする冷静さ、知識の深さ、勇気は正直すごいと感じました

 

狂暴な性格、特別な病気、症状と過程して事件を判断しようとするとその人だけが起こした問題として片付けやすいことになりがちですが、元々持っている性格にプラス、条件・状況・環境が揃うと、とてつもなく大きな事件、戦争で及ぼす影響によって残酷な結果が生まれてしまうこともあります

 

観点を動かして観たときに

当時、戦争中の教育によるモラルの破壊、国のトップの方針による目まぐるしい環境の変化、善悪の判断基準の変化、感情・思考の破壊

 

戦争の時代を生きたアイヒマンは最終的に人間であることを放棄し、多くのユダヤ人を人間ではなく『物質(もの)』として認識し、業務の一貫として機械のように任務を遂行し続けてしまったのだと思われます

 

このような歴史を繰り返さない為にも、変化の激しい時代に生きる私たち一人ひとりの考える能力を上げること

 

それがとても重要なことだと同胞から批判されてでもハンナは世界に向けて伝えようとしてくれたのかもしれません
f:id:a_satoco:20180213235331j:image

人体「神秘の巨大ネットワーク」万病撃退!腸が免疫の鍵 まとめ

万病撃退に「腸」が免疫の鍵だったことがわかりました

腸は免疫を司る臓器です

腸内フローラは細菌を手なずけています

それにより「肥満」「美白」「ダイエット」にも効果があるのです

腸の神経細胞は約1億個ほどあり、筋肉を操り、食物を分解しています

 

●人体の中の「独立国家」

体の中で意外な役割を担っています

免疫を司る臓器なので以下のような症状にも効果が期待されています

 ・喘息
・アレルギー
リュウマチ


腸内細菌・免疫細菌は全身の免疫をコントロールする細菌です

万病と戦う力は「腸」にあり

 

●絨毛(じゅうもう)

腸は成人で長さは約8.5mほど
面積は約32㎡

たたみ20畳分の絨毛が広がっています。そこから色々なものを吸収しています

食事と共に病原菌やウィルスも入ってくるので腸は外的を抑える役割を持っています

 

腸の中には水戸黄門で言うと助さん、格さんのような役割をしている細菌があります

 

〈助さん〉→腸内細胞(100兆個)
      病原菌を撃退   
 
〈格さん〉→免疫細胞

     (2兆個 ※全身の7割が腸にある)
      病原菌・ウィルスを撃退。

      ミクロの戦士。門番の役割


免疫細胞は腸の壁から殺菌物質放出

人体の門番「腸」は外的の侵入を防ぐだけではなく、免疫細胞は日々訓練をしている訓練場があります

絨毛に囲まれた中にくぼみがあり、そこが「訓練場」となっているのです

 

●訓練場

くぼみ付近に漂う物質を引きずり込んで、敵か味方か判断します

訓練した免疫細胞は腸から全体に派遣される「病気と闘う戦士」となるのです

ただし厄介な問題もあります

免疫細胞が暴走し、腸が異常をきたしてしまうことがあります

 

●免疫細胞の暴走

イギリスのある体操選手は突然原因不明の病気になり、ショック症状で病院に20回搬送されることもありました


「汗」「香り」すべてのものに対してアレルギー症状が出て、極度の野菜アレルギーにもなってしまいました

いつアレルギー反応で死ぬかわからない状態です

免疫の暴走(敵ではないものまで攻撃)によりさまざまな問題を起こします

彼女の腸を調べてみると腸に異変があり、腸内細菌の種類に異常が見られました

クロストリジウム菌・ラクバチルス菌が普通の人より少なかったのです

 

日本で発症している人もいる「多発性硬化症」酷い人は失明・失語症になる病気です

原因は脳。暴走した免疫細胞が脳を攻撃

特定の腸内細菌の減少していました

なぜ免疫細胞の暴走が起きるのかがわからない状態でした

 

人体の細胞は約数兆個

約100兆個の腸内細菌の方が実は多いのです

善玉菌の「バクテロイデス菌」肥満を抑える菌や「クロストリジウム菌」は今研究家から注目されていますが

クロストリジウム菌が減るとなぜ免疫細胞が暴走するのでしょうか

 

●Tレグ
最近発見された細胞「Tレグ」は実は免疫細胞の暴走を抑えるブレーキ役を担っています
Tレグは腸から生み出されています

興奮を鎮める物質を出しているクロストリジウム菌からのメッセージ物質「落ち着いて」というメッセージが腸の壁の内側に入ると免疫細胞がメッセージ物質を受け取るとTレグになります

そして血液に乗って全身に回り、免疫細胞の暴走を抑えて全身の免疫をコントロールしているのです


●食物繊維

神奈川県に700年続く寺
修行僧の花粉症やアトピー等のアレルギーが回復しました

腸内フローラの研究家が修行僧の便を調べたところクロストリジウム菌がしっかり備わっていたことを確認できました

修行中の中で精進料理(食物繊維が多いもの)を修行僧は1日20g食べていたことが影響していました

食物繊維と日本の関係はきのこ、木の実、穀物、海藻
日本の腸内細菌・腸内パワーは他国と比べても日本の免疫力は高いことがわかります

ただ急な食の変化で今は皮膚や呼吸からアレルギーが発症すると思われていましたが、腸も影響していることがわかりました

 

●全身の免疫力をコントロールする

多発性硬化症の人が現在Tレグを人工的に作ったものを飲む臨床試験が行われています

動物実験は済んでおり、Tレグは確実に増え、近い将来難病を根本的に治療が可能となるかもしれません

〈マウスの実験〉

クロストリジウム菌の多いマウス→食物繊維が増加(Tレグ増加)
クロストリジウム菌の多いマウス→食物繊維を与えない(Tレグは増えない)

 

●赤ちゃんの腸

母乳からビフィズス菌を吸収し、これを皮切りに免疫本部として成熟させています

日々食べるものを全身の免疫細胞をつくり
生命と健康を支えているのです

----------------------------------------

以前ダイエットをしようとしたときに「腸の管理がとても重要」と聞いたことがあり

理由がわからないまま、食べるものに気を付けたりしていましたが、今回のテーマを通して、日本人が昔から取り入れている食べ物から食物繊維をしっかり取り入れることで免疫の力や腸内パワーがあがることがよくわかる内容でした

 

観点(観る視点)が変化・運動・移動することで、新しい情報の理解、自分の考えの深さが変わる。そんなことが感じられるテーマでした

f:id:a_satoco:20180123181411j:image

人体「神秘の巨大ネットワーク」骨が出す!最高の若返り物質 まとめ

人間の中にある骨は大体200個ほどと言われています

人体は「ネットワーク」骨もネットワークの一員

実は骨には他の臓器を若く保つ機能があることがわかりました

 

ある元自転車選手が大腿骨近位骨折(右太ももの付け根)してしまい、調べてみると骨量が25歳で80歳並。骨量が少なかったことが判明しました

 

●骨の役割とは

記憶力アップや、若返りに必要な物質なのですが、骨からのメッセージが減ると老化が進み、新しいことが覚えられない


●オステオカルシン(メッセージ物質/骨が記憶をコントロールしている)

 

〈マウスで実験〉

目的地までの時間を計測

・オステオカルシンがある→4秒で目的地へ到着
・オステオカルシンがない→80秒で目的地へ到着

オステオカルシンが少ないマウスを調べてみると海馬が低下し、小さくなっていた

 

オステオカルシンは実験していく中で①~④の機能アップに関係のある物質であることがわかりました

①記憶力アップ
②免疫力アップ
③筋力アップ
④精力アップ

 

●オステオポンチン

オステオポンチンがあると免疫が倍になります。免疫を根本から増加するのです

骨は若さを司る臓器。実はカルシウムだけでは骨を補うのは不足しており、骨自身が強さを決めるメッセージを出している

 

●硬結性骨化症(骨が増える病気)

現在対策として頭蓋骨を外して骨を減らす手術をするしかない

しかし、この病気を解決したいと考えていた医師が骨が出すメッセージから「スクレロスチン(骨を作るのをやめる物質)」が不足していることにより
起きている現象であることを解明した

 

●スクレロスチン(骨のブレーキ役)

「骨を作るのをやめよう」

骨の量をコントロールする細胞
将来、骨をコントロールできれば若さを保てるかもしれない

骨は約3年から5年で入れ替わるといわれている。実は骨を作るアクセル役もいる

 

●骨の作り替え

破骨細胞→骨を壊す
・骨芽細胞→骨を作る

この2つのが繰り返されている。繰り返される理由は

①疲労骨折を防ぐ
②カルシウムを放出するため


破骨細胞はアメーバのように移動し、骨を溶かす。骨芽細胞はセメントのように骨を修復
メッセージ物質を作る役割があり、血管を通して体全体に流れる

スクレロスチンは「骨を作るのをやめよう」

ブレーキ役を担っている

カルシウムの柱は「骨細胞」建設現場の監督

骨細胞によって、骨の作られ方が決まる

よく高齢者の方が骨折を通して老化・認知症が進みやすかったりするのはメッセージ物質が大きく影響している可能性があります

 

●運動習慣

元自転車選手の話で骨の量が少なかった原因は偏った運動習慣(ランニングはしない等)が影響をしていました

運動習慣の違いで骨量が変わる

自転車は骨に衝撃が伝わりにくい

骨に衝撃が伝わることで骨の量が変わる

1日30分、週3。ランニングをしたことで

19人中、18人がスクレロスチン(骨を作るのをやめよう)が減少した

骨細胞の衝撃センサーは「体にかかった衝撃を感知」

「骨を作るのをやめよう」から「骨を作ろう」に変わる

人間は活動的に動くことで若さを保てるのです

 

●衝撃を感知する
人間の活動を司る「骨」は人体の若さの門番

衝撃を感知する唯一のセンサーで活発な個体を応援する。鍵は体の衝撃にあり!

---------------------------------

何気なく映像を見てしまいましたが、「骨」は成長して大人になってからは大きな変化をしない物質だと思い込んでいましたので

「細胞」としての観点で見た時に、こんなにも臓器の中で、突貫工事の如く、体を保つために変化していることを知り、目から鱗が落ちた感じでした

 

健康維持には「運動するのが大事」と良く言われることがあり、これを言われると私は『めんどくさい』がすぐ頭をよぎりやすいのですが

「何故、運動・歩くことが大事なのか」の

理解が今回腑に落ちることで積極的に「歩くこと」を選択しやすくなりました

 

観点(観る視点)が変化・運動・移動することで、新しい情報の吸収や、理解の深さが変わる。そんなことが感じられるテーマでした

f:id:a_satoco:20180110084300j:image

2018年 明けましておめでとうございます

2018年の干支は戊戌(つちのえ・いぬ)です

詳しくはWebで陰陽五行で検索してみると
色々出てきますが

戊戌は比和(ヒワ)同じ気が重なる意味で
良いことはより良く、悪いことはより悪くなる

良いこと、悪いことがはっきり分かる
取捨選択が迫られる年もと言えるようです

 

記事をアップし始めてから2018年でようやっとブログも3年目に入りますが、ここまで続いているのは読んでくださる皆様のお陰であることに心より感謝致します

本年もよろしくお願い致します


f:id:a_satoco:20180101124343j:image

2017 MerryChristmas

あっという間に一年の終わりに近づいているように感じますが、皆様にとって今年はどんな一年でしたでしょうか

 

今年は天皇退位の時期が発表されたり、北朝鮮ミサイル問題や、角界の暴力事件、不倫報道等、暗いニュースが多かった中で、唯一上野動物園ジャイアントパンダのシャンシャンが明るいニュースだったように思います

 

AIに関しては進化が進み、今年『三菱フィナンシャルグループでは9500人相当の労働量の削減を実現したい』と言ったニュースが流れたことがありました

人間の仕事がどんどん奪われていく世界が現実味を帯びはじめています

変化の激しい時代を生きていく上で、私たち一人ひとりにとって大切なこととは一体何なのでしょうか

 

それはどんな条件、状況、環境においても

 

一人ひとりのアイデンティティー、判断基準がしっかり立つこと

 

自分自身で判断して行動できること

 

それがとても重要な時代に突入すると日々実感しています

 

最後に皆様にとって良いクリスマスでありますように
f:id:a_satoco:20171225084655j:image

映画「1984」あらすじ・まとめ 【オルタナティブファクト 二重思考による思考の統一化とは】

2017年、トランプ氏の大統領就任時に

オルタナティブファクトという言葉が一時期話題に上がったことがありました

 

嘘を正当化。事実を否定するためにもうひとつの事実を作るといった意味です

 

過去トランプ氏は『130万人の雇用を生んだ』と嘘の情報をFBで流したり、大統領就任式の聴衆人数を実際よりも多めに発表したこともありました

 

トランプ氏のSNSフォロワーは2017年10月現在で約4000万人

 

アメリカの雑誌·新聞購読者が約800~1000万人と格差がある中で、もしトランプ氏の発信する情報が素晴らしいと思ってしまったら、嘘でも受け入れてしまう可能性もあります

 

アメリカ国民の中でもトランプ氏から流れる情報に疑問に感じた人達が【二重思考】について書いてあるジョージ・オーウェルの小説『1984』に注目が集まりました

 

日本にいても他人事ではありませんし、私自身もどんな話なのか、とても気になっていたので映画を中心に見てみることにしました

-------------

これは未来の話である

UFOや宇宙人といった遠い未来の話ではない

身近に迫ったある未来の出来事である

1965年に核戦争が起こり荒れ果てた世界は

3つの統治国家に分断された

オセアニア
・ユーラシア
イースタシア

核兵器の廃絶後も戦争は続いた

紛争による緊張状態を維持することで政党は権力を保持しようとしたのだ


オセアニアの行政区

『避難命令、ユーラシアがミサイルを発射、全員、即刻 避難せよ。敵国のミサイルが接近中』

主人公のウィンストンは避難命令に従って家に帰った

"テレスクリーン"と呼ばれる『監視の目』のようなものに持ち物全部について報告をした

しかし、部屋に入る前に足元で蹴って隠した「日記」をテレスクリーンの角度から見えない場所でこっそり書いていた

表紙を『1960』から『1984』に書き換えた

1984年4月18日>

今は思考警察の監視下にあり誰も日記を書かない

もし書けば「死刑」になるからだ。でもかまわない

この古い日記帳に誰にも言えないことを書き記そう

あの女にあった。私をつけているようだった。早くも怪しまれたか

日記を書いている時、テレスクリーンからニュース速報が流れた

『破壊工作員2名が逮捕され罪を認めました!工作員が最後に叫んだ言葉は”ビッグブラザー”万歳!』

ウィンストンは思わず日記に”打倒ビッグブラザー”と書いていた時

「手を上げろ!反逆者め!!射殺してウラン鉱山へ送ってやる」

突然、部屋に同僚の子供が入ってきた。党少年団の訓練に行く前で興奮しているようだった

「机の位置がテレスクリーンから離れすぎている。通報する」と子供に言われたが、

同僚からは「彼は何も隠してはいない」と擁護され、飲みに誘われる

ウィンストンは外出の準備をすると

『党外局員規定に従い外出時は必ず局員バッジを着用すること』テレスクリーンから注意を受けた


②外に飲みに行くと囚人がいた

同僚
「憎悪週間にユーラシアにいたらしい。ヤツらが秘密を漏らして戦況が悪化した。ビッグブラザーが地中海での勝利に免じて囚人を釈放したらしい。なんて寛容な人だ」

ウィンストン
「愛情省で治療を受けたのか」

同僚
「治ってなければ釈放されない。ビッグブラザーに乾杯。偉大な兄弟に」

ウィンストン達が飲んでいると店に女がやってきた

ウィンストン
「あの女は苦手だ。話をしたことがないがつけられている」

同僚からは気にしすぎだと言われた

その時、ニュースが飛び込んだ

『愛情省から重大速報です。ビッグブラザーは今夜ジョーンズとラザーフォードの再逮捕を決めました』

ウィンストンの目の前で囚人たちが逮捕された

ウィンストンは「頭痛がするから今夜の会合は欠席する」と同僚に伝え、早々にお店を後にした


③お店を出ると例の女につけられる

ウィンストンは日記を購入したお店へ何か面白いものがないか物色しにきた
店主から2階にも商品があると勧められ、

2階に上がるとテレスクリーンはなかった

店主に聞くと市民エリアにはないとのこと

2階に飾ってあった絵を見て「教会」であることを店主に言われるまで、国からの書き換えらた情報だけを受け取っているウィンストンは気がつかなかった

店主とやり取りをしていると例の女が後をつけてきたので慌てて外に出ると警察に職務質問されてしまった

遅い時間まで外出していること、一通りのやりとりに不信に思われたウィンストンは明朝8時に「思想管理局」に出頭するように言われてしまう


④思想管理局に出頭

「夜遅くに散歩?頭痛は?記録局の仕事はつらいか?」局員から色々質問された

局員

「君の業務は?」

ウィンストン
「歴史の改ざんです」

局員
「不適切な表現だな。スピーチや誤報の訂正だろ?」

ウィンストン
「はい」

局員
「新語法の確立を急ぐ必要があるな。今のような誤表現は辞書から排除する。党の方針に不満でも?特権階級に属する以上恩恵と同時に制限も受ける。君の釈明では不十分だ。愛情省に報告しておく」

官僚オコナー
「その必要はない、今後は規程を厳守するように」

ウィンストンはオコナーから戻ってよいと了承をもらった


⑤真理省での仕事はスピーチの誤報の訂正

『11月12日発行の官報を取り寄せろ。当時の予測に反してユーラシア軍が攻撃してきた。
ビッグブラザーのスピーチ内容を矛盾しないように書きなおせ』

ウィンストンは”1983年11月12日の官報”を取り寄せると、書類の中に「保管用 公表禁止」の写真が挟んであった

写真は敵国ユーラシアにいたはずの囚人たちが憎悪週間に国内にいたことを証明する写真だった

ウィンストンは思わずそこにいたオコナーに写真を見せるが「時には情報が間違っていることもある」と返されてしまう

ウィンストンは黙って写真を気化装置(廃棄)に入れた


⑥憎悪の時間だ、位置につけ!

”敵国ユーラシアの正体をみよ!下劣で冷酷な侵略者による極悪非道な残虐行為の数々を!”

”そして捕虜を拷問にかけ、なぶり殺しにしたのだ!まさに生死をかけた戦い”

”だが本当の敵は国内に潜んでいた!母国を売った不届きものカラドールだ”

ビッグブラザーの革命を妨害した地下組織のリーダーだ”

『殺せ!殺せ!』

”ヤツは軍事機密を敵に漏らし9年に及ぶ国家計画を台無しにしたのだ”

『犯罪者!絞首刑だ!』

”ユーラシアとの戦いも負け戦だと触れ回っている”

『うそつきだ!』

”ヤツに言わせればユーラシア国民は善良で和平を望んでいる。我々に敵国との和解を求めているのだ”

『憎め!憎め!憎め!憎め!』

ビッグブラザーの映像が流れると一斉に

『偉大な兄弟!』


憎悪時間の終了後、例の女からメモを受け取った

そこには”話がしたい、あなたを愛している”と書かれていた

ウィンストンは他の人に見られる前にメモを気化装置に入れた


⑦例の女と勝利広場の塔で19時に待ち合わせ

ユーラシア軍の捕虜が勝利広場を通過し、みんながやじる中で、例の女から「日曜の午後、中央駅の草地で会いましょう」とメモを渡された

日曜の午後、中央駅の草地で会うと約束した女の名は「ジュリアン」だった

ここならマイクもない、誰も聞いてない。監視の目にも触れず自由に話せる。触れ合うこともできる
ウィンストンはてっきり彼女をスパイだと思い込み、ジュリアンを恐れていたことを話した

ウィンストンは
「国民は洗脳され、憎しみ、愛を恐れてばかりいる。なぜ私が不良党員だと?」と聞くと

ジュリアンは
「あなたは顔つきが違った。国の体制に不満を抱いている顔。従順な党員のふりをすれば大丈夫。愛には支配社会を打ち破る力がある。国の言いなりにはならない」と答えた


⑧アイバーの鐘塔で再開

ジュリアン
「普段会っても会話ができない、見かけても他人のふり。監視の目を恐れずに過ごせる場所があれば・・・」

ウィンストン
「ジュリアン、いい場所が。古物屋の2階はテレスクリーンがない。あの部屋を借りる」

店主から”この部屋は筒抜けですよ”と言われた

ジュリアンが店主がいつ通報するかわからないと心配したが、ウィンストンはここなら大丈夫だと言って2人は2階を借り、隠れ家にすることにした


2人は隠れ家で落ち合うが、部屋でたまたま見つけたネズミを見てウィンストンは豹変した
ウィンストンはネズミが死ぬほど嫌いだった

幼いころ家にネズミの大群がいて、ある日妹が消えてしまったトラウマがあった

ウィンストンは心が落ち着いてからジュリアンに話を始めた

ウィンストン
「地下組織の人物と接触できれば体制を倒せるのに。真理省にオコナーという男がいる。きっと反体制派だ。彼は信用できる」

ジュリアン
「関わったら殺されるわ。一歩間違えれば即抹殺されてしまう。他人は信用できない」

ウィンストンは取り寄せた官報の中に囚人たちが国内にいた時の写真が挟んであり、オコナーに見られたにも関わらず、彼は見逃してくれたことをジュリアンに伝えた

ジュリアン
「もし本当に反対制派の地下組織があるなら私も加わりたい」

2人はオコナーが反体制派の合図を出すまで動かないことにした


⑨憎悪週間

ウィンストンは家で仕事をするふりをしながらテレスクリーンから見えないところで日記を書いていた

”2+2+が4でるように自由の答えはただ1つ”

”自由とはすなわち打倒”

”打倒ビッグブラザー

ウィンストンは真理省に出勤するとオコナーから別の作業者の仕事を引き継いでほしいと依頼され

「住所を教えるから19時に取りに来い。我々には君の力が必要なんだ」と言われた

自宅へ呼んで仕事の話をするなんて不自然すぎる。自分を呼び出すための口実の可能性が高いが
オコナーを信じて、ウィンストンとジュリアンは彼の自宅へ2人でいくことにした

オコナーの家ではテレスクリーンから流れる放送が消すことができる一部の党内局員の特権を持っていた

ウィンストン
「ここへきたのは反体制派の抵抗勢力が存在すると考えたから。もし本当なら私たちも力になりたい」

オコナー
「覚悟はできているか?命を落とすかもしれない。人を殺せるか母国を裏切れるか。恋人と別れることになっても」

ウィンストン
「(恋人と別れることは)いいえ」

オコナー
「頼れるのは己の思想だけだ。暗闇との戦いだ。捕まればそれまで。後で社会を破滅させる戦略を記した本を届けさせる。組織の詳細は知らないくていい。指令は私が出す。隠れ家はあるか」

ウィンストン
「日曜は古物屋の2階にいます」

オコナー
「カバンは憎悪週間中はカラにしろ。テレスクリーンを再開するので帰ってくれ・・・ウィンストン、私なら日記は処分する」

 

憎悪週間中、広場で死刑囚の最後の語りを聞いている中で『あなたのカバンはこれですか』と知らない人に声をかけられ、ある本を入れられる

ウィンストンはジュリアンと隠れ家で落ち合い、受け取った本を読み上げた

この本で未来を切り開く!2人で幸せになろう!と誓い、他の仲間を探そうとジュリアンが提案した時

「2人ともあの世行きだ!」

「!!!」

部屋の鏡の裏にテレスクリーンがあり、部屋に鍵がかかり警察に取り囲まれた

店主
「はじめに”この部屋は筒抜けですよ”と言ったはず。思想警察はお見通しだ!」

2人は連行された


⑩愛情省に軟禁

軟禁された部屋にウィンストンの同僚が入ってきた

「国に仕えているつもりだったが・・・気がつかないうちに邪悪な心を抱いてたんだ。なんて言ったと思う?

”打倒ビッグブラザー

寝ながら何度もそうつぶやいていたらしい。悪化する前にここに連れられてきた。手遅れにならずにすんだ」

ウィンストン
「誰が告発した?!」

同僚
「娘に。恨んでない。正しい子に育ってくれた証拠」

そんなやり取りをしているとオコナーが現れた

オコナー
「ジュリアンはお前を裏切った。基礎工程を終えたら2人でゆっくり話をしたい」

ウィンストン
「ここはどこだ。愛情省?いつ来た?この施設の目的は?私たちに自白させること?」

オコナー
「本当は捕まえて罰を与える。ここで正気に戻してやるんだ。治るまで決してここから出られない。異端者を殺すのが我々の目的ではない。宗教的抑圧はもう古い。

殺したところで異端者は撲滅できない

我々は彼らの本心を引き出す

最後は自分の意思で改心する異端者を滅ぼすのではなく、過ちに気づかせて心のそこから悔い改めさせる

自分を取り繕っても意味がない

自分の心と魂に従い、我々の一員となれば二度と逆らうことはないはず

決して再発しないように根気強く治療する

愛や友情、人生の喜びや笑い、勇気、好奇心、誠実さとは無縁の人間になるのだ

我々の治療で空っぽになった君の心は再びビッグブラザーの愛で満たされる

治療を始める前に何か聞きたいことは?」

ウィンストン
「ジュリアンは生きている?カラドールはどこだ?地下組織はホントにあるのか?」

オコナー
「精神的に混乱し、不確かな記憶しかないから、ありもしない出来事を現実と思い込むのだ
君は本当にカラドールの著書を手にしたのか?」

ウィンストン
「もちろん 勝利広場で男から本を受け取った」

オコナー
「君の思い違いでは?本当はどうなんだ、思い出してみろ」

ウィンストン
「確かに受け取った」

オコナー
「連れていけ」

ウィンストンは拷問室に連れていかれた


⑪思考の統制

オコナー
「君は妄想の中で囚人たちの写真を見たそうだな?」

ウィンストン
「実際に見た」

オコナー
「でっちあげを裏つける証拠らしいがそのような写真は存在しない」

ウィンスト
「違う!確かにこの目で見た。記憶にある、あなたも見たはず」

オコナー
「私には覚えがない。過去の情報統制について党は何と指導している。過去を統制するものは
未来を統制し、現在を統制するものは過去を統制する。過去の情報はどこに?」

ウィンストン
「記録はある。党が統制している。私の記憶は統制などされない」

オコナー
「自分の記憶の整理すらついていないじゃないか。君は謙虚さと自制心にかける。もっと素直になれ。2+2が4であるように自由の答えはただ1つだと?

指は何本に見える?4本。だがもし、政府が5本だと言ったら?」

ウィンストン
「4本」

オコナー
「何本に見える」

ウィンストン
「4、4本は4本としか言いようがない!」

オコナーが求める答えを言わない度に電気ショックの拷問を受けた

オコナー
「これは何本!」

ウィンストン
「4本!4本でも5本でもどちらでもいい。頼む。止めてくれ!」

オコナー
「うそつけ。まだ4本だと思っているはずだ!」

ウィンストン
「そう見えるのだから仕方ない!」

オコナー
「2+2は4。確かに4本かもしれない。だが政府が5本といえば5本になる。これは何本だ?」

ウィンストン
「5本にしておくよ」

オコナー
「今度は何本だ」

ウィンストン
「わからない。4、5、6。ホントにわかりません」

オコナー
「いいぞ。では正直に答えなさい。この指は5本だ。5本に見えるか」

ウィンストン
「はい」

オコナー
「カラドールの本を見たか?」

ウィンストン
「いいえ」

オコナー
「本は存在しなかった」

ウィンストン
「はい」

オコナー
「思考は統制し洗脳することができる。反逆者の死刑囚でさえ最後は改心した

治療後、彼らの心に残ったのは後悔の念とビッグブラザーへの愛だけ

立て、こちらへ。今の自分の姿を見てみろ」

ウィンストン
「ひどい」

姿見の前に立たされると見るも無残な姿になっていた。その時、ジュリアンの声が流れた。

ウィンストン
「(彼女に対する愛情が残っている)私は裏切らなかった!」

オコナー
「そのとおり今はまだ裏切ってない、来るんだ」

 

⑫101号室

オコナー
「101号室の扉の向こうで何が待っているかヒントをやろう

恐怖の感じ方は人それぞれ。

生き埋めやおぼれ死にを恐れる者もいれば

火あぶりや串刺しの刑におびえる者もいるだろう

君にとってもっとも恐ろしい死に方とは?

言わなくてもわかっている
101号室はこの世でもっとも恐ろしい場所だ」

ウィンストンはオコナーにいきなり部屋に入れられるとそこには"大量のネズミ"

ウィンストン
「罪ならジュリアンに!どんなに痛めつけてもかまわない!私の代わりにジュリアンを苦しめてくれ!」

ウィンストンはオコナーに抱きついた

オコナー
「これでもう君は二度と我々に逆らえないはずだ。明日釈放しよう」

愛情省内でのウィンストンの思考の統制が完了し、釈放された


⑬釈放された後

『速報です。平和省発表の最新情報によるとユーラシア軍は引き続き南下中とのことです。

ただちに反撃を開始しなければ中央アフリカ全土が侵略されます。

没落すれば致命的な痛手を負うでしょう真理省から続報が入り次第お伝えします

ビッグブラザーがあなたを見守っている』

ウィンストンは愛情省から解放された後、外で変わりきったジュリアンを見かけた

ジュリアン
「私、あなたを裏切った。脅されたの。考えるのも恐ろしい。思わず叫んだ。私の代わりに他人を苦しめて!逃げるために仕方なく口走った。だけど実際そのときは本気でそう思ったの。大切なのは自分だけ。人を思う気持ちなど失ってしまった」

お互い、以前と同じ感情を持てなくなっていた

そして唯一喜びも愛もすべて与えてくれる人が誰なのかわかった

ビッグブラザー」だと

-------------

ジョージ・オーウェルスターリン全体主義を批判の意味で書いた小説『1984年』暗黒社会

 

映画の後半部分の『指が何本に見えるのか』の洗脳シーンが何とも言えない衝撃でした。そして、主人公の行動全てが「国」が作ったシナリオの中で操作されていたに過ぎない光景を目の当たりにして絶句しました

 

この物語の全体を通してみると

それぞれ価値観の違う人たちが存在する中で二重思考を駆使した『戦争中における思考の統一』

その中でポイントが2つあります

 

【物語に出てくる愛情省の拷問の目的】

党から見た”脳を完全な状態にする”その者のすべてを打ち砕き、からっぽにし、最後に「ビッグブラザーへの愛」以外は残らないようにする


【純粋な権力】
他人を支配する権力と人間の文明は「憎悪」を基礎にしており「人の顔をブーツで踏みつける時の快感は変わらない」この世界では踏みつける対象はなくならない
だから永遠と反逆者は罵倒されつづける「憎悪週間」はなくならない

 

この2つは『1984』の漫画から一部抜粋した表記ですが、物語では協調して表現されているように感じました

 

今の時代から見ると信じられないことですが、戦争が中心の社会では自然な流れになるのだと思います

 

この物語は1947年に発表されたものですが

ジョージ・オーウェル第二次世界大戦中における「思考の統一」が暴力による統制だと

こういう結果になってしまうと戦争を体感していない後世の私たちに書き残してくれたようにも感じました

 

最後にそれぞれ価値観、判断基準の違う人たちに対して今までの人類歴史は戦争による「暴力」資本主義では「財力」を使ってきましたが

観術創始者Noh Jesu氏は

これからの時代は観点(観る視点)固定から自由になり観点を自分で編集、デザイン、クリエイティブすることが可能になる「ZERO化」の技術を使った集団のチームプレイが必要だと言っています

その確信が気になる方は是非Noh Jesu氏のblog「この時代になぜ認識技術・観術が必要なのか?を教育から語る」を読んでみてください。
f:id:a_satoco:20171026082936j:image

くぼみ戦争

電車のドア付近の『くぼみ』

 


『くぼみ』はいつ空くか分からない

 


でも、どうしてもほしい

 


だって、そこには【絶対的な安心】があるから

 


『くぼみ』に目掛けて向かう挑戦者たちは

 


今日も企業という戦場で全力で走りきっている

 


そんな挑戦者たちに私たちは毎日支えられている

 


----------------------------
【解説】
ある日、電車に乗っていた時に近くにいた女子高生同士が電車のドア付近のことを『くぼみの奪い合い』という話をしていました。

面白い発想だなと思ってポエムにしてみました。

実際、私も疲れて寄りかかりたい時はくぼみにむかって猪突猛進になりやすいです。


---------------------------
blogを読んで頂きありがとうございます。

blogを始めて先日アクセス数が累計15,000PVを超えたので、初心に戻りポエムにしました。

 

現在、blogの更新頻度がまちまちですが、観点にフォーカスした内容をできる範囲で、更新していきたいと思っています。

ここ最近、北朝鮮問題のような全世界が取り組む必要がある問題や、日常でも普通に考えたら起こりえない事件が多発しています。

観る視点が固定されている状態では『なぜその問題が起きているのか』の原因、背景はわかりませんし、理解、解決まで到達するのは難しい状態です。

 

私が現在活用している認識技術(観術)は自分自身の『観る視点』がどのように動くのか、相手の観点がどのように動いているのかの仕組みについて明確に規定しています。

人間一人ひとりが自分の持っている機能の理解、VerUpがおきることで、問題に対する解決の糸口が見えてきたりすることもあります。

今の時代本当に必要なのは『観点』の仕組みを理解した『心』の開発開拓だと確信しています。

最後に、ポエムを書くことで「考えが整理」されていく習慣を目指しています。


f:id:a_satoco:20171016085248j:image