【空気を読んでも従わない】生きる苦しさからラクになる まとめ 現代における同調圧力と向き合うヒント
「空気を読んでも従わない」は作家で演出家の鴻上尚史さんの2019年4月に発売のされた本です。
はじめにを読んで「生き苦しさ」のヒミツがあることを知り、この本を読んでみたいと思いました。
本の中で特に知って良かった項目は①~③、⑤~⑧、⑲です。
①なぜ先輩に従わなければならないの
②どうして人の頼みを断れないのだろう?
③「世間」と「社会」
⑤「世間」を壊そうとする人達
⑥根強く残る「世間」
⑦「世間」は中途半端に壊れている
⑧外国には「世間」はない
⑲5つのルールと戦い方
同調圧力に苦しむ人達に向けられた本で世間のルールを理解した上でどう考えて行動していくのかのヒントが書かれています。
日本人のアイデンティティーに根深く残っている世間について普段考えることもなかったので、歴史的背景や同調圧力を自分がどう理解して行動するのか参考になる本でした。
2019年で言えば教員同士のパワハラ等、世間のルール、同調圧力が少なからず影響しているニュースが多かったように思います。
現代に生きる私達がこれからの時代を生きていく上で目の前の人に「言われたことをそのまま受け入れて従う」のではなく「自分で考える力」を養うことがとても重要だと改めて感じました。