不気味な朝
今日は朝から雨が降っている
梅雨の時期によくある湿気まじりの空気
ざっと大粒の雨が降ったかと思えば
雲から光が見え隠れするようなはっきりしない空
一瞬、誰かが悲鳴を上げたような気がして
思わず外に飛び出した
目の前に広がる世界は
何一つ変わらない日常が存在しているだけだった
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【解説】
2018年7月6日 AM9:00前後
外はどしゃ降り、梅雨前線が停滞していることによる記録的豪雨の最新ニュースをテレビで見ている時にオウム真理教元教祖 松本智津夫死刑囚の死刑が執行された速報のニュースが目に飛び込みました。
次々と関連する死刑囚の死刑執行の速報が流れ言葉では表現しにくい気持ち悪さに居たたまれず、家から外に出ました。
私の頭に入ってきた『深刻に感じる情報』とは裏腹に外は何もなかったかのような日常
そして変わらず人々は過ごしている。
このニュースは平成という元号が終わるタイミングに起きた一つの終止符を打つ出来事と見ることもできますが、今までの時代では『当たり前』だと思っていたような平穏な日常のイメージを破壊するような出来事や今まで以上に加速して情報がどんどん入ってくる可能性があることの覚悟と情報に対しての客観的な解析、理解、行動が今の時代に生きる人たちにとって、とても重要になってくると今回のニュースを通して感じました。
最後に、ポエムを書くことで「考えが整理」されていく習慣を目指しています