さとりのこさとこのブログ

新しい技術「観術」を日常で活用・応用した気づきや たまにどーでもいいことも掲載

【幸福を探して 人類250万年の旅】『サピエンス全史』まとめ 前半

2017年に入り、『サピエンス全史』が日本でも取り上げられるということは…

AIの凄まじい進化によって、人類の進化・バージョンアップの必要性と『時代のプレート』が大きく動く変革期に来ていることに関心を持つ人が増えている

そんなことを感じながらこの内容をまとめることにしました

 

どうやって私たちが人間の豊かな暮しを手に入れたのかその答えがここにもあった

どうすれば人が幸せになれるのか?それこそがこの本の真髄です

 

資本主義ってこの先どうなるの?

科学の進歩は私たちを幸せにしてくれるの?

素朴だけど深い疑問に答える本

未来を生きるヒントが詰まっています

2017年混沌とした時代を生き抜く知恵を一緒に探してみませんか

 

EU離脱・トランプ時期大統領・金融緩和・資本主義の停滞・人工知能バイオテクノロジーの科学の急速の進歩

2017年、過去の歴史から見れば大きな歴史の岐路に立っているのかもしれません

混迷の時代に寄り添う一冊

「サピエンス全史」世界48か国 200万部以上

オバマ大統領はじめ、ビルゲイツザッカーバーグ、世界のトップランナー達も絶賛

知識人・著名人がこの本のどこに惹かれているのか…

 

この本の特徴は人類250万年の歴史をまったく新しい切り口で解析している点です

 

イスラエル歴史学者「ユヴァル・ノア・ハラリ氏」

7万年前に起きた「認知革命」

1万2千年前に起きた「農業革命」

人が発展を遂げたターニングポイントを4つの時代に分けている作者が全ての時代において重要だと考えているのが、私たち人間が「フィクションを信じる力」なんです

一体人類の発展とどんな関係があるのでしょうか

---------------------------

企業で働く男性を参考に話を進めています

 

2017年、仕事始めに会社で「正月明けだるいなぁ」と言っている男性がいます

 

いきなりですが「会社ってなあに?」

 

「建物のこと?社長や社員?株式のこと?登記簿?」

どれも会社の一部ではあるけれど、よく考えると会社って実態はないですよね…

 

企業で働く男性に昼が来た

 

お昼のお会計は紙幣は「紙」・コインは「ただの金属」だけでしかないのになぜ価値を持つのか

こうしたお金や会社は実はすべて「フィクション!」

みんなが「ある」信じているから成り立つもの

国家や法律など私たちの周りはフィクションだらけと本には書かれてているのです

---------------------------

1)人類が繁栄した鍵『フィクションを信じる力』

今からおよそ7万年前

私たちの祖先「ホモサピエンス」

当時より力が強い「ネアンデルタール人」もいましたが生き残ったのは「ホモサピエンス」でした

ネアンデルタール人は「りんご」「肉」など実際に目に見えるものしか伝えられなかったそうです

 

ホモサピエンスは「神様のようなフィクションを創造」し、それをまったく見知らぬ他人に伝えることができたといいます

「フィクション」を創造し、みんながそれを信じる。そのことで多くの仲間と協力し「大集団での作業が可能になったのです」

 

これが人類の最初のターニングポイント「認知革命」

私たちの祖先が集団で大きな力を発揮し、地球上の覇者になった源です

「現実にいないもの」を創りだしている

そういう物語を生む能力がここにすでにあったのです

こういう能力をもった人達だからこそ大きな社会を作っていったという仮説をバックアップする

この本の斬新な視点は”文明の発展”が

「人間を幸せにするとは限らない」と言うのです

 

およそ1万2千年前にはじまった「農業革命」

 

集団で力を合わせて小麦を栽培することで食糧の安定確保ができ、人口が増加。社会が大きく発展したが通説です

ところがこの本はまったく新しい考え方を持ち出します

 

集団としは発展したけれども人間ひとりひとりは狩猟採取時代より働く時間が長くなり

「不幸になる人が増えた」しかも「貧富の差」まで生まれたというのです

 

食糧の増加はより良い食生活やより長い余暇には結びつかなかった

平均的な農耕民は平均的な狩猟採取民より苦労して働いたのに、見返りに得られる食べ物は劣っていた

 

「農業革命は、史上最大の詐欺だった」

 

作者はさらなる仮説を展開。「ものみ」という植物から見れば「人間を働かせて小麦をふやさせ生育範囲を全世界に広げた」

つまり農業革命とは「小麦に人間が家畜化された」ともいえる

今までの常識をひっくり返す考えの数々が本の中にはあります

 

「サピエンス全史」を通してターニングポイント毎に疑問・質問を直接作者に投げかけています

●作者への質問①

これまでの歴史とは国家の権力者を描いたものが多く「個人の幸せから歴史を見る」のは新鮮

どうしてこうゆう発想が出てきたのでしょうか?

 

●作者の回答①

実は「幸せ」かどうか考えるのは最も大事なことなのです

歴史を振り返ると人間は集団の力や権力を手に入れてもそれを、「個人の幸せ」と結びつけるのは得意ではありません

現代人は石器時代より何千倍もの力を手に入れていますが、一人ひとりはそれほど「幸せ」には見えません

 

●作者への質問②

私たち人類は「農業」を定着してやることになったが、実は生きていくのに「大変危険なリスク」を背負い込むようになった。言われてみれば確かにそうです。これはちょっとびっくり

 

●作者の回答②

これまでの歴史の多くは「個人の幸せ」には目も向けず国家や権力にだけ注目してきました。「幸せ」を軽んじると「国家や権力の発展は必ずしもみんなの幸せにつながらない」ということを忘れ、拡大や成長ばかりを追い求めることになってしまうのです

会社やお金だけでなく「宗教」「法律」「国家」もそうです

すべて人間が生み出したフィクションです

 

”それをみんなが信じることで人間が発展してきたという驚きの発想”

”また一人ひとりの幸せから「歴史」を考える視点も新鮮”

農業革命でたしかに人間の集団全体や一部の権力者たちは豊かになったが一人ひとりは「不幸」になった

これだけ発展して現代でも「過労死」「貧困」が問題になっていることもこの本を読むと納得が行く気がします

 

気になるのは私たちが暮らす2017年の今、世界がどこへ向かうのか

 

産業革命を経て飛躍的に発展した私たちが今、世界を動かしている大きな仕組みが「資本主義」

実はここにも「フィクション」が…

 

【幸福を探して 人類250万年の旅】『サピエンス全史』まとめ 後半につづく

f:id:a_satoco:20170123231723j:image