さとりのこさとこのブログ

新しい技術「観術」を日常で活用・応用した気づきや たまにどーでもいいことも掲載

映画『君の名は。』あらすじ・まとめと解析

【映画まとめ】※ネタバレありです

星が降ったうつくしい日だった

1200年に一度の彗星が流れる年

ある日山奥に住む三葉(ミツハ)は記憶喪失になる

そして記憶喪失の翌日、自分のノートに

「お前は誰だ」と書いてあることに気づく

三葉の家は宮水家代々その土地を守る巫女の家で『口噛み酒』を作り奉納する儀式が行われることになっていた

デリケートな思春期にその儀式をクラスメイトに見られた三葉は「来世は東京のイケメンにしてほしい」と夜の空に向かって叫んだ

次の日、目覚めると三葉は東京に住む高校生

瀧(タキ)との入れ替わりが不定期で始まったことに気づいた

瀧と三葉はお互いの生活に支障がでないようにルールを決めた

 

瀧が三葉に入れ替わったある日

宮水家の先祖まゆごろうのご神体に「口噛み酒」を奉納すべく、おばあちゃん、妹と共に山奥のとある場所に向かう

おばあちゃんから

宮水家で行われている糸を紡ぐこと

 「糸」「人」「時間」

ねじれて、からまって、時には止まり

もどったり、またつながるのが「時間」

結びとは「全部神様の力」であることを聞く

 

まゆごろうのご神体がある場所は水が流れているところから先の境界線は「あの世」とつながっている。そこに口噛み酒』を奉納することは「自分の半分」を置いていくことで「神と人をつなぐ」しきたりであることを教わる

 

そして、1200年に一度の彗星が流れた日

瀧と三葉との入れ替わりは無くなった

 

瀧はひたすら入れ替わりをした時の町の絵を描き続けた

そしてどうしても直接「三葉」に会いたくて

当てもなく家を飛び出した

岐阜の町をただ自分の描いた絵を元に探そうとするがなかなか見つからず

唯一知っていた人に連れて行ってもらうと…

そこは彗星が3年前に落ちて町がなくなっていた場所だった

そして三葉とやり取りをしていたスマホの記録を呼び出そうとするとデータは全て消えてしまっていた

瀧は町の図書館で何が起きたのか調べてみると1200年に一度流れるディアマト彗星が糸守の秋祭りの日に町に落ちて500人が亡くなるという記事を見つけた

 

死亡者のリストに「三葉」の名前があった

瀧はだんだん「三葉」の記憶もなくなっていくことを感じる中、もしかしたらまた入れ替わることで糸守の人たちを助けられるかもしれない

おばあちゃんの言葉「時間は戻ったり、またつながる」を思い出し、この記憶が無くなる前にあの世とつながっている「まゆごろうのご神体」がある山奥へ向かうことにした

以前誰かにもらった組紐とご神体に奉納した『口噛み酒』を瀧が飲むことで細胞レベルでほどけ、三葉の意識とつながることで彗星が落ちる日の三葉と入れ替わることができた

 

学校の友人に協力してもらい彗星が落下する前準備をするが三葉の体の中身が「瀧」であるため、避難させるにも町の人たちから協力を得ることの限界を感じる

もしかしたらご神体の前に行けば「三葉」と出会い糸守の人たちを救う手だてを伝えることができるかもしれないと瀧はご神体のある場所へと向かう

そして「片割れ時」に瀧と三葉は出会うことができた

会話をするなかで時間がずれていたことを初めてお互いが知ることになる

記憶が薄れる中『君の名は?』お互いの名前を伝えようとするが「片割れ時」が終わり入れ替わりも終わった

それから5年後、瀧は「ずっと何かを探している」が何かはわからなかった

ある日、電車と電車がすれ違う時に「三葉」を偶然見かけ急いで電車を降りて探した

 

そしてやっと出会えた彼女とすれ違いざまにかけた言葉は『君の名は?』だった

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【解析と感想】

今回の映画は新海誠の「集大成」とある記事に書かれていましたが

 

・男女の思いのすれ違い

・人の自然な動き

・美しい街並み

・宇宙自然との繋がり

 

作品ごとに新しい観点を取り入れる柔軟性に長けている人だからこそ映画が大ヒットし、多くの人を感動させる物語を作ることができるのを感じました。

 

話はストーリーの解析に入りますが単純に「入れ替わり」による恋愛だけではなく「糸守の人たちが救済される」かどうかのミッションが二人の行動にかかっています

 

【瀧】→三葉になる

リーダーシップ能力(町の人たちへの発信力)

【三葉】→瀧になる

フォローシップ能力(周りの人達への配慮)

 

この体の範囲が自分。

そこからくる個人の「考え」「行動」だと常に目先の自分のことにしか関心がいきませんが人と入れ替わり、立場チェンジがおきることで考える範囲が

「自分だけのことを考えていた時」から

「多くの町の人たちを救済するためにどうしたらいいのだろう」と

「ミクロ」→「マクロ」な視点に動き、人に対してのコミュニケーションも変化しています

 

 【瀧】

バイト先の先輩に対して

気になる人→協力してもらう人

 【三葉】

実のお父さんに対して

関わりたくない人→協力してもらう人

 

個人単位であれば普段考えないようなこと、やらないことも人は立場チェンジができるようになる時に『早いスピードで問題を解決する方向性を作れる』可能性を秘めていること

人間のクリエイティブ能力がverupすることで未来『時空間の移動』も人類が開発できる可能性があることをこのアニメーションのイメージを通して感じることができました。

 

最後に『君の名は。』の「時空間のイメージ」を盧 在洙(ノ ジェス)氏著書『観術で生かす 日本の和心』という本の図を参考にして書いてみました(P.91 、P.117参照)

観術で生かす 日本の和心

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