さとりのこさとこのブログ

新しい技術「観術」を日常で活用・応用した気づきや たまにどーでもいいことも掲載

2017年 明けましておめでとうございます

2016年は60年に一度の「丙の申」の年でした

 

昨年を振り返ってみると

今まで自分が「観術(認識技術)」についてあまり表現していないことで知り合いから『何かを信仰している』と思われた!と一人で勝手にショックを受けたり

『自分自身』がどんなことをしているのか周りの人に伝えていないことに気が付いたり

そんな中で自分が使っている「観術(認識技術)」をわかりやすく伝えるにはどうしたらいいのか

「資料・材料探し」「テーマ」「文章構成」等考えながら

仕事・日常のスキマを縫ってブログで表現することのチャレンジをした年でした


自分が力を入れて書いたブログが思いのほかアクセスがなく凹んだり

ささっと書いたブログが想像以上にアクセスが多かったり

文章のおまけで描いた「イラスト」の方を楽しみにして下さる方がいたり

ブログを書く中で自分の中のイメージと周りの反応とのギャップにビックリした一年でもありました

今年はガッツリした内容の文章からシンプルに気軽に読んでもらえるような文章を目指して頑張りたいと思います


本年もよろしくお願いいたします


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モーガンフリーマン 時空を超えて【この世界は『現実』なのか? まとめ③】

モーガンフリーマン 時空を超えて【この世界は『現実』なのか? まとめ②】の続きです


ロンドンの町をバイクで走る男性がいたとします

イギリスの交通量を占めるバイク1%以下ですが、バイクの事故は交通事故の全体の14%に上ります
そしてアメリカではバイク運転事故で亡くなる確率は車のドライバーの37倍といわれています

しかし、こうした数値を見てもドライバーは「自分には関係ない」と思い、統計結果を知りながら他のバイク好きと同じように乗り続けるのです

何故多くの人間が頑なに危険を無視するのか

神経科学者のターリ・シャロット氏は人間の脳には「現実をゆがめる働きが組み込まれていること」を発見しました

『脳』がいかに楽観的にとらえるのか

例えば人は「仕事の成功」「長生き」をすることに課題評価する傾向があると言うのです

逆に病気・離婚の可能性は低いと考える

8割近い人にこの傾向がみられるが「物事を楽観視すること」をほとんどの人が気づいていません


【無作為に集めた学生達で実験】

いくつかの質問をするので他の人と比べてどれくらいかを答える実験
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①周りの人たちとうまくやっている能力について

自分が25%に入ると思う人           →誰もいない

上から半分に入っていると思う人→ほとんどの人

②自分の子供は優秀であるに違いない→ほとんど

③仕事で成功する人→ほとんど

※ほとんどの人が平均以上の能力だと思っているが『統計学的』にあり得ません

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実験では人間は一般的に物事が『思い通りにいかない場合』は修正をする

悲観的な情報がそろったとしても人間が『楽観的』にあり続けることが示されている

その理由を探すことにしてみました

『脳』をスキャンして情報を処理する時、頭の中で何が起きるのかを調べる実験です

自分がどれだけ現実をあまく見ているのか知ることになります

画面に「ガン」ネガティブな言葉が流れるので自分がそれを経験する確率がどれくらだと思うのか答える

そのあと、実際の確立が表示される

バイク好きの男性は80項目のネガティブなことが自分の身に及ぶ可能性を予測します

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【肺がん】男性の予測                           →10%

【肺がん】男性の生活から実際の数値→30%

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男性の予測から実際の平均値が出るが男性にとって「悪い情報」だと『脳』の活動が鈍る

全てのテストの後、男性の認識がどう変化したのか再テストしてみると
人は自分に好都合な情報を得た場合2回目のテストで予測を変更したのです

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アルツハイマー】の確立→30%

アルツハイマー】の平均→10%

※2回目のテストで変更して12%と答える

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そして自分の予測よりもいい答えが得られた時だけ「前頭葉」が活発に反応するが
自分の予測よりも悪いと情報は受け入れない
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【肺がん】                        →30%

【肺がん】2回目のテスト→10%でこたえる

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身をもって経験するまでは『脳』は悪い情報を信じない

私たちは自分のこと、家族についておおむね楽観的に考えます

他人に対してはそうではなく国や世界の将来に対してやや悲観的に考えます

経済の先行きについて悲観的に見るのに何故か自分の将来だけは「大丈夫!」だと考えるのです

タバコの警告を見過ごされて年間600万人が死亡しているが喫煙者はなぜか死ぬのは「自分以外」で「自分だけは生き残る」と思っています

偽りの現実がもたらすマイナス面。しかし、世の中に対するものの見方だけで『現実』をプラス面に働くこともあります

前向きな予測はその人の目標になって行動や社会に与える影響を及ぼし、それが現実を変えることにもつながるのです

現実を歪曲(わいきょく)するのは人類の進歩に必要不可欠だと信じています

希望は現実的なものだけではないが、世界をより良いものに変える原動力にもなり得えます

モーガン】は語ります

私たちはさまざまな『現実』の中で生きています

それぞれの頭の中での『現実』

外の人たちと共有する『現実』

全ての『現実』を完全に信じることはできない

私たちはいろいろな意味で『現実』の本質がわかっていません

目や耳から得られる情報には限界があり『脳』は真実を歪めます

何が『現実』なのか知ることはできるのか科学はそれを究明するため大いなる自然の謎を解き明かそうとしてきました。しかし、今、どれだけのことがわかっているのかこの空間に私たちの目に見えない次元がどれくらい存在するとしたら

『現実』は【コンピューターシステム】過去を検証するための『現実』です

あなたが【コンピューター】上に作られている疑いは晴れません

全てが夢でも大したことはないし夢でもシュミレーションでも問題ない

認識している世界は『現実』の一部の断片にすぎない

最後にマルクス・アウレリウス・アントニヌスの言葉です

「宇宙は変化そのもの、我々の人生は思考によって作られている」

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【まとめと解析】

今回は脳機能にクローズアップして書いてます

シンプルに『現実は錯覚』『無数の脳が作り出した意識の世界』それをみんなで信じることで世界で成り立っていることが語られています

 

観術(認識技術)で整理をすると人間の脳機能には

①~④の独特な癖があると規定しています
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①『脳』は部分しか取れない

→【まとめ①】脳はカメラのようにフォーカス

②『脳』違いだけ取る

→【まとめ①】石膏像の話

③『脳』は過去とつなげて取る

→【まとめ①】うさぎの話

④『脳』は有限化(3次元化)して取る

→【まとめ①】うさぎの話
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さらにその『人間の脳』を使って形成された「観点(判断基準)」は①~⑤の特徴があり

全ての根本原因でもあります
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①『脳(5感覚)』を持っている

→【まとめ②】頭という刑務所に閉じ込められている

②実は1人1人バラバラ

→【まとめ②】3感覚と5感覚の違い

 ③ひとつにしても問題           

→【まとめ②】社会制度の法則性・国際金融破綻

④不完全                          

→【まとめ③】脳は現実をゆがめる働きがある

⑤完全だと思い込んでいる     

→【まとめ③】自分だけ生き残ると思っている
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なぜこれが根本原因なのかといった時にこの「不完全」な「観点(判断基準)」に固定され「絶対自分が正しい」と思い込んでいる状態で私たちは常に人と出会っています

その状態では多様な摩擦や衝突が永遠と終わることはありません

だからと言って「観点(判断基準)」を一つにまとめようとしてもファシズムに陥り個性が失われてしまいます。

この『脳機能』によって作られた「観点(判断基準)」を突破しよとする時に必要なのがモーガンが最後に語っていた『現実はコンピュータシステム(錯覚)』であることの理解です

それを立ち上げている「自分と自分の宇宙がない(無)」の仕組み(メタ認識技術)を理解・応用・活用することで今までの人類の抱えている問題解決や人間の新しい可能性・方向性に向かうことが可能になるのです

 

 最後にこのモーガンフリーマン 時空を超えて【この世界は『現実』なのか?まとめ】

ともつながる動画とイラストです

 

 「この現実は実在していない!?」AI時代の次は「無の境地」の活用が鍵になる

www.youtube.com

 

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モーガンフリーマン 時空を超えて【この世界は『現実』なのか? まとめ②】 

モーガンフリーマン 時空を超えて【この世界は『現実』なのか? まとめ①】のつづきです。

 

何が『現実』で何が『現実』ではないのか合意がなければ社会は機能しません
しかし、私たちが共有する『現実』こそが『錯覚』です

モーガン】は語ります

私はここに存在していません

私たちが見ているのは画面上での光を放つ無数の点です

点が作る模様は1/30ごとに変化・動いているような『錯覚』

この言葉も今、私が発しているものではありません

 

こうしたらどうでしょうか

みなさんは「生中継」と伝えられて信じるように条件付けられている

私たちの社会はこうした「認識」を共有することで成り立っていのです

実際にこの中のどれが『現実』でどれが『まぼろし』なのか

ジム・バボット氏は『現実』とは何なのかという問いに向き合い続けています


全ての『現実』は人の中で生み出している幻想

私達は「頭という刑務所」に閉じ込められているようなもの。自分が感じ、学んだ情報から『現実』なのか理解を作りだしている

私たちが目で見て認識するものは実は『現実』ではないのです

もし脳の電気信号が遮断されたらどうなるのか

それを突き止める為に「15分視覚と聴覚を遮断」することで異なる『現実』へ送り出され、時間の感覚が無くなり鮮明な幻覚を見るのです

視覚と聴覚を奪われた『脳』は外とは全く異なる現実を作ります

2つの重要な感覚を奪われた為、他の感覚から情報を得ようと『味覚・嗅覚・触覚』が敏感になり夢にいるような状態に陥る

目は開いていて意識があることは『認識』していますが感覚が遮断されると人間独自の『現実』をつくりあげます

ジム・バボット氏は私たちは常に「偽りの現実」に生きていると言います

人間は物理的な世界よりも錯覚によって作りだされた世界の方を『現実』だと

私たちは皆、実は「意識のコミュニティ」の一員なのです


数千年に渡り、無数の『脳』が協力して今日の世界を作りだしています
「現代の消費社会」は私たち大衆の意識が人類を進歩させる「進化の結果」

そしてこの社会が機能するために欠かせないのが『お金』です

あらゆる意味で「人間」が生み出したもっとも『超現実的』なもの

この小さな紙切れは私たちの生活において「生死」を左右すると言えます

しかし、これこそが私たちが作りだしている『超現実的な存在』この紙にいくらの価値があるのでしょうか

50ドルは50ポンドより安いことは確かですが「お金=価値」を信じなければ、何の値打もありません

私たちが共有する『現実』は何としても「維持」しなければならず、守ることができなければ『現実』は木端微塵に崩れてしまいます

こういった社会制度は一度作られると法則を生み出し、一人歩きをします

ルールを読み違えたり、捻じ曲げたりすると危険な状況に陥ります


たとえば「国際金融システムの危機」(2008年 世界的な金融危機)

金融社会がこのルールをもてあそんだのが原因です

お金の価値が一夜にして暴落(ウォール街パニック)

お金の価値が幻であることに気がつきました

しかし、国際金融政策を信じるのをやめてしまったら社会は崩壊してしまうので

信じ続けることにしました

現実社会は白旗を上げたも同然

消えてなくなりはしない頭の中にしかない現実がいかにしぶといのかを説明しています

私たちは何故空想の世界を簡単に受け入れてしまうのか

人間が超現実的な世界を作り出してしまうのは何故か

社会的な重圧なのかそれとも生まれつきの特性でしょうか

神経科学者のターリ・シャロット氏はその答えは『脳』の奥深くに隠されており『現実』を否定しがめるのは人間が主に存続させるために生んだ能力と考えています


モーガン】は語ります

『人間の脳』は物語の語り手です
世の中がどういう状態にあるのかを認識して先行きを創造させます

もしその物語を間違っていたとしたら、私たちの『脳』が現実世界や現実における位置づけについて「うそ」をつくようにできているとしたら・・・

モーガンフリーマン 時空を超えて【この世界は『現実』なのか? まとめ③】 につづく 

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モーガンフリーマン 時空を超えて【この世界は『現実』なのか? まとめ①】 

数年前に海外で製作された映像ですが、とてもシンプルに表現されていたので備忘録も兼ねてまとめることにしました

一通りまとめた後に解析を入れていく予定です

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私たちが実在している世界は本物なのか

日常で日々出会う『現実』は空想なのでしょうか

 

ありのままなのか、幻なのか科学的な観点から解析していきます

『現実』とは何なのか、全ては存在しているのか

私たちが生きている世界は『実在』しているのか

実は生命や存在は根本から間違っているかもしれません

 

人間は常に5感覚で感じています

人と他人が見ている世界がイコールなのか

それは全て『錯覚』かもしれません

 

知覚心理学者のラーズ・ローゼンブラム氏は情報をあざむく仕掛けを理解しています

 

例えば帽子の裏にうさぎが隠れたとします

そうすると私たちは「うさぎがが何かの一部に隠れている」と認識しますが、実は『脳』はかけた部分を「3次元モデル」で補完し、いなくなったとは考えない

人間はこの「3次元モデル」を無数に補完し、この世界が見えるように補っているのです

 

人間は5感覚で得た情報で判断しています

耳で聞いているより『聴覚を打ち消すぐらい視覚の情報が強い』のです

常に「視覚情報で勝手に」作り出しています

脳はいくつもの感覚からストーリーを作り出し、それを私たちは『現実』を呼んでいます

多くの情報を受け取り、脳に送り届けている。人間は常に何かを基準にしています

 

見ているつもりが『無いものから』も情報を集め影響を受けているのです

『視覚』だけではなく『耳・鼻』からも情報を得ています。

あらゆる感覚に影響され、そして情報に左右されている

一方で私たちはたくさんの情報を見通している

多くの人間が5感覚で情報を得ていますが、人によって【ものの見方】はさまざま

70億人いたら【ものの見方】は70億通りです。

世界を「ありのままに見る人間」は果たしているのでしょうか・・・・・

 

【目には見えない現実を選考する】

チャールズ・ファルゴ氏は人間の目はさまざまな光のほんの一部しか取れないことを研究しています

石膏像をみても肉眼だと「赤」

赤外線だと「赤」を通りにぬけて石膏に隠れているものを照らし出す

太陽の中心から取り出されるニュートリノは私たちの体1秒に数兆個通り抜ける

マイクロ派や電波、赤外線

私たちが知覚できない情報を運んでいます

埃やバクテリアも目に見えない

 

私たちが知覚できない情報の存在を理解できたのは奇跡に近いのです

チャールズ・ファルゴ氏の研究室では目に見えない光あらゆる波長を用いた物体を観察できる装置で「X線」「赤外線」「紫外線」を人間の目の何百倍もの正確に見ることができるのです

赤く滑らかな石膏像を電子顕微鏡を通すことで「ざらつき」までわかる

原子のスキマもわかる。分子の構造もわかる

自分の目しかなければ「目」でものを見てそれが「何かわかった気」になる

しかし、さまざまな機械を使い目に見えない情報が得られることで『現実』は人が思っているほどはるかに複雑であることがわかります

新たに情報入手の手段のたびにこれまでの『現実世界』だと思っていた以上の世界があることに気づく

人類は生きていく為に必要な情報だけ受け取るように進化してきました

 

私たちがものを見る時、眼球に映し出された情報を『脳』がそのまま理解することは限らないのです

人はカメラではない網膜の後ろに脳があり、脳の情報を処理してみせたいと思うものを私たちに伝えます。

私たちの回りにはあまりに多くの視覚情報があるため脳は注目する対象をしぼりこみ目の前の必要なことに集中させる

何か注意をひかれると脳にある『神経細胞』は『視野の中央部分の感受性を強化』と同時に『周辺領域の感受性を抑える』

 

双眼鏡で世界を見ているようなもので私たちは目に映る現実の一部しかみてない。あまりに多くの情報を受け取っているためすべてを理解するのは不可能なのです

 

そのため人間、動物の脳は進化の過程でほんの一部の情報のみ受け入れるようになっています

そうでなければ、脳の処理が追いつかない

 『現実』とは1人の人間の世界をどうみるか定義されているものではなく、多くの人々によって『現実の定義が共有』されています

 

何が『現実』で、何が『現実ではないのか』合意がなければ社会は機能しない

 

しかし私たちが共有する『現実』こそが『錯覚』なのです。

 

モーガンフリーマン 時空を超えて【この世界は『現実』なのか? まとめ②】 につづく

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映画『君の名は。』あらすじ・まとめと解析

【映画まとめ】※ネタバレありです

星が降ったうつくしい日だった

1200年に一度の彗星が流れる年

ある日山奥に住む三葉(ミツハ)は記憶喪失になる

そして記憶喪失の翌日、自分のノートに

「お前は誰だ」と書いてあることに気づく

三葉の家は宮水家代々その土地を守る巫女の家で『口噛み酒』を作り奉納する儀式が行われることになっていた

デリケートな思春期にその儀式をクラスメイトに見られた三葉は「来世は東京のイケメンにしてほしい」と夜の空に向かって叫んだ

次の日、目覚めると三葉は東京に住む高校生

瀧(タキ)との入れ替わりが不定期で始まったことに気づいた

瀧と三葉はお互いの生活に支障がでないようにルールを決めた

 

瀧が三葉に入れ替わったある日

宮水家の先祖まゆごろうのご神体に「口噛み酒」を奉納すべく、おばあちゃん、妹と共に山奥のとある場所に向かう

おばあちゃんから

宮水家で行われている糸を紡ぐこと

 「糸」「人」「時間」

ねじれて、からまって、時には止まり

もどったり、またつながるのが「時間」

結びとは「全部神様の力」であることを聞く

 

まゆごろうのご神体がある場所は水が流れているところから先の境界線は「あの世」とつながっている。そこに口噛み酒』を奉納することは「自分の半分」を置いていくことで「神と人をつなぐ」しきたりであることを教わる

 

そして、1200年に一度の彗星が流れた日

瀧と三葉との入れ替わりは無くなった

 

瀧はひたすら入れ替わりをした時の町の絵を描き続けた

そしてどうしても直接「三葉」に会いたくて

当てもなく家を飛び出した

岐阜の町をただ自分の描いた絵を元に探そうとするがなかなか見つからず

唯一知っていた人に連れて行ってもらうと…

そこは彗星が3年前に落ちて町がなくなっていた場所だった

そして三葉とやり取りをしていたスマホの記録を呼び出そうとするとデータは全て消えてしまっていた

瀧は町の図書館で何が起きたのか調べてみると1200年に一度流れるディアマト彗星が糸守の秋祭りの日に町に落ちて500人が亡くなるという記事を見つけた

 

死亡者のリストに「三葉」の名前があった

瀧はだんだん「三葉」の記憶もなくなっていくことを感じる中、もしかしたらまた入れ替わることで糸守の人たちを助けられるかもしれない

おばあちゃんの言葉「時間は戻ったり、またつながる」を思い出し、この記憶が無くなる前にあの世とつながっている「まゆごろうのご神体」がある山奥へ向かうことにした

以前誰かにもらった組紐とご神体に奉納した『口噛み酒』を瀧が飲むことで細胞レベルでほどけ、三葉の意識とつながることで彗星が落ちる日の三葉と入れ替わることができた

 

学校の友人に協力してもらい彗星が落下する前準備をするが三葉の体の中身が「瀧」であるため、避難させるにも町の人たちから協力を得ることの限界を感じる

もしかしたらご神体の前に行けば「三葉」と出会い糸守の人たちを救う手だてを伝えることができるかもしれないと瀧はご神体のある場所へと向かう

そして「片割れ時」に瀧と三葉は出会うことができた

会話をするなかで時間がずれていたことを初めてお互いが知ることになる

記憶が薄れる中『君の名は?』お互いの名前を伝えようとするが「片割れ時」が終わり入れ替わりも終わった

それから5年後、瀧は「ずっと何かを探している」が何かはわからなかった

ある日、電車と電車がすれ違う時に「三葉」を偶然見かけ急いで電車を降りて探した

 

そしてやっと出会えた彼女とすれ違いざまにかけた言葉は『君の名は?』だった

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【解析と感想】

今回の映画は新海誠の「集大成」とある記事に書かれていましたが

 

・男女の思いのすれ違い

・人の自然な動き

・美しい街並み

・宇宙自然との繋がり

 

作品ごとに新しい観点を取り入れる柔軟性に長けている人だからこそ映画が大ヒットし、多くの人を感動させる物語を作ることができるのを感じました。

 

話はストーリーの解析に入りますが単純に「入れ替わり」による恋愛だけではなく「糸守の人たちが救済される」かどうかのミッションが二人の行動にかかっています

 

【瀧】→三葉になる

リーダーシップ能力(町の人たちへの発信力)

【三葉】→瀧になる

フォローシップ能力(周りの人達への配慮)

 

この体の範囲が自分。

そこからくる個人の「考え」「行動」だと常に目先の自分のことにしか関心がいきませんが人と入れ替わり、立場チェンジがおきることで考える範囲が

「自分だけのことを考えていた時」から

「多くの町の人たちを救済するためにどうしたらいいのだろう」と

「ミクロ」→「マクロ」な視点に動き、人に対してのコミュニケーションも変化しています

 

 【瀧】

バイト先の先輩に対して

気になる人→協力してもらう人

 【三葉】

実のお父さんに対して

関わりたくない人→協力してもらう人

 

個人単位であれば普段考えないようなこと、やらないことも人は立場チェンジができるようになる時に『早いスピードで問題を解決する方向性を作れる』可能性を秘めていること

人間のクリエイティブ能力がverupすることで未来『時空間の移動』も人類が開発できる可能性があることをこのアニメーションのイメージを通して感じることができました。

 

最後に『君の名は。』の「時空間のイメージ」を盧 在洙(ノ ジェス)氏著書『観術で生かす 日本の和心』という本の図を参考にして書いてみました(P.91 、P.117参照)

観術で生かす 日本の和心

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夕方のお母さん

夕方のお母さんはとにかく忙しい

 

とにかく忙しい

 

部屋の片づけ

 

夕飯の支度

 

子供たちとの会話

 

今日一日家族のみんなが平和に過ごせるように

 

夕方のお母さんたちは

”安心の調味料”を入れたごはんを

今日も作っています

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 【ポエム解説】

ある日の夕方、スーパーに買い物に行った時

「おかあさーん、お金払ってみたーい」

「おかあさーん、帰らないの?」

お母さんは色々な角度で子供たちに話かけられ大変そうでした

ただ根本に「子供たちに対する愛情」があるのは間違いないからこそ、疲れていても一緒の時間を過ごしているを感じました。

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いつもblogを読んで頂きありがとうございます。blogを始めて前回アクセス数が累計5000PV超えたことで初心に戻り今回はポエムにしました。

 

私自身、今回ポエムを書きながら母と子どもの自分をふと思い出しました

 

幼稚園時代、人間関係に絶望して

『登園拒否』

そのことが影響して教育の遅れから

『【あ】が書けない』

『数字の1から20以上の概念がわからない』

 

世の中の教育の流れについて行けず

絶望しながら母、家族、友人、人の協力を得て

『人に文章を読んでもらえる』まで成長した時に

 

子どもの頃の私から見たら

『今、ここまで出来るようになったことは大成功!』

でしかないと最近思えるようになりました

 

観術の認識技術によって自分自身の『観る視点』がどのように動くのか

そして ポエムを書くことで「考えが整理」されていく習慣を目指しています。

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太宰治の「人間失格」あらすじとまとめ【人間の本質】を知らないで生きる大変さとは

今まで有名な作品であることは知っていたものの「暗い話をわざわざ読む」気になれませんでしたが

ふとした時に「人間の本質が含まれているのでは・・・」と思いまとめと解析をしてみることにしました。

「葉蔵」という一人の男性が「自分には人間の生活というものが見当つかないのです」と

語るところから始まります。

空腹という感覚がわからず「めしを食べないと死ぬ」は嫌な脅しでしかなく「人間の営み(基本活動)」が何なのかわからない状態だった

『自分の幸福に対する概念』と『世の中一般的な幸福の概念』の違いに不安し、恐怖で発狂したこともある

ただ周りからは『幸せ者』だといわれていたが自分は周りの人間のほうが『幸せ』に見える

考えれば考えるほど、訳がわからなくなり不安と恐怖に満ち溢れている

ほとんど隣人とは会話ができない。そのために開発したのが「道化(どうけ)だった」

人間を極度に恐れながら人間と唯一つながることができた。脂汗を流しながら「道化」サービスを始めたのでした。

①幼少期

 周りの人が何を考えているのか見当がつかないため必死に「道化」を演じる

「二者選一」の力もなく、人生の中で重大な原因の一つになった

②小学校時代

「道化」がばれるのではないかという恐怖から必死に「道化」を強化

女中、下男から犯罪を侵され、自分が発言する習慣のなさから「不信」強化。心を閉ざしていく

③中学校時代

実家から離れ「道化」がばれないと安心した矢先「竹一」という少年に唯一「道化」を見破られた。竹一と仲良くなることで「道化」をばれないように修正。ゴッホの絵を竹一に見せる中で無意識に「画家になるんだ」と発言していた

④高等学校時代

東京の学校に進級。肺の病気で療養が必要になり父の別荘過ごすことになる。学校では「道化」はあまり役に立たず、画塾の友人 堀木から「酒」「煙草」「女性」を教わる

彼を軽蔑、交友を恥ずかしいと思いながら付き合っていた

共産主義の読書会

「道化」を生かし会合に参加。仕事をいろいろ頼まれる。別荘から下宿に引っ越す

親のつけで買い物ができてた世界から決められた額での生活に代わり2、3日でお金が消える。お金に不自由な生活になり「一人で生きる能力がないことがわかる」

銀座のカフェで出会った配偶者ありのツネ子と高等学校2年目に鎌倉の海で情死事件を起こす

⑥父の別荘に出入りしていた「渋田(ヒラメ)」の監視下に入る

「これからどうするつもりですか」と聞かれ将来の方針を考えることができずヒラメの家を飛び出す  

⑦雑誌社の女性シヅ子のヒモになる

「人に好かれることは知っていても、人を愛する能力に欠けていることに気づく」

漫画を描いて生計を立てようとするが養われているため、常におどおどしている

酒代に家の物を質屋に入れ家に帰ろうとした時、シヅ子と子供の幸せそうな声を聴いてアパートへ戻るのをやめる

⑧京橋のバーのマダムのところに転がり込む

お客、亭主、小間使いのような雰囲気をかもしだしつつ、漫画は描き続ける

⑨タバコ屋の娘ヨシ子と結婚(内縁の妻)

堀木との関係が戻る。ヨシ子が小男に襲われる事件があり、夫婦関係がおかしくなる。ひたすらアルコールだけ飲む生活になる

⑩致死量に近い薬を飲む

病院に入れられ退院後、モルヒネにはまり10本打って自殺しようとしたところ

渋田(ヒラメ)、堀木、ヨシ子がきて「脳病院」に入れられる

脳病院に入っている周りの患者を見た時に初めて「道化をやりつづけていただけで狂ってないことがわかった」がすでに周りからは「廃人」扱い人間失格の烙印をおされた

 

64年前に出版された本ですが、人の外見と内面の乖離(かいり)

現代人が多く抱える「漠然とした不安」の要素がわかりやすく表現されています。

 

物語のはじめの方に「妙諦(真理)」がわかっていたらこんな生き方をしなくてもすんだのにというような一文があります。

「人間とは何なのか」存在目的、生きる理由がわからないまま気づいたら人生スタート。

どんなに良い条件で良い家に生まれ、親が用意した条件設定の道を歩いたとしても「どんな人間になって何をするのか」が明確でないと

物事の選択が自分で出来ない。自分で考えることが出来ない。条件反射で来たものを受け付けてしまうことになります。

観術という技術から解析したときに、体の一部である脳の条件反射でやっていた「考え/感情」の仕組みがわかって「脳の外/宇宙の外」に出ることで初めて「正しく考える」「無限の可能性」を見ることができるようになります。そこから観たときに

「何もできない人間」と規定して社会不適合者として人に依存しながら生きるのか

「可能性にあふれる人間」と規定して人と共に新しいものにチャレンジしていく開拓者になっていくのか

「選択」と「決断」と「出会い」によってすべて人生の岐路の先にあるものが変わってくる

そんなことを感じさせてもらった小説でした。

 

※写真は『人間失格』をポイントを押さえてまとめてと思いましたが、なかなか難しいテーマでした


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